よく起こる目の病気やその症状や原因を紹介

目の病気は加齢とともに現れる一般的なものから、ひどい場合には失明にまで至る深刻なものまで、その症状はさまざまです。目にまつわるよくある病気やその病態を部位ごとにご紹介します。

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何かおかしい?目の病気とその症状・原因

年齢にともなって現れてくる目のお悩み その症状とは?

目は、いくつもの筋肉や神経が複雑に組み合わさってできている非常に精密な臓器です。とても混み入った構造をした部位のため、加齢や疲労などのちょっとした要因によって調子を崩し、病気を発症してしまうことも少なくありません。
一口に目の病気といっても、部位や原因によって考えられる病態はさまざまです。ここでは、目の部位別に起こりやすい症状をまとめています。「なんだか最近おかしいな」と思ったら、現状を確認し、なるべく早く専門家に相談するようにしましょう。

部位別・目のトラブル

まぶたの異常

放っておくと怖い、まぶたの開閉機能異常

「まぶたを開けられない」という症状は、眼瞼下垂の患者さんに多く見られるものです。加齢などによってまぶたを開くための筋肉(眼瞼挙筋)とまぶたの腱の繋がりがゆるくなり、まぶたを開けようとしても上に上がらないために起こります。

反対に「まぶたを閉じられない」症状は、兎眼(とがん)と呼ばれる病気です。神経麻痺によってまぶたを閉じるための信号がうまく筋肉に伝わらず、目が開きっぱなしになってしまいます。ウサギの目のように赤く充血し、最悪の場合では失明することもある症状です。

中高年に多い、まぶたが腫れる病気

中高年の発症率が高いまぶたの病気として挙げられるものもいくつかあります。霰粒腫(さんりゅうしゅ)や黄色腫はその代表的なもので、まぶたに脂肪分のかたまりができる病気です。これとよく似たもので、ごくまれに眼瞼腫瘍(まぶたのガン)も起こります。

いずれの場合も良性の小さなものであれば視力に影響はありませんが、まぶたの開閉の邪魔になったり悪化して化膿したりした場合は切除手術を行うことになるため、気になることがあれば早めに医師にかかりましょう。

涙の異常

「目ヤニや涙が急に増えた」と感じたら?

目をうるおした涙は、涙道というとても狭い涙の通路を通って鼻に抜けていき、捨てられています。この涙道が詰まってしまう病気「涙道閉鎖」が起こると、涙は行き場を失い、目の中にあふれてしまうことに。
涙道閉鎖は生まれつき涙道が詰まっている新生児に多い病気ですが、加齢にともなって中高年でも多く発症します。最近いつも涙がこぼれるようになった、目ヤニがよく出るようになったといった場合は要注意です。そのまま放っておかず、医師に相談してみましょう。

現代人に多い「目の生活習慣病」

パソコンやテレビを見ることで長時間目を酷使することの多い現代人。ドライアイは、そういった生活を送っている方によく起こる目の病気です。目を長時間開けているのに対して涙の量が足りず、眼球を保護できなくなり、目にさまざまな不快感が生じます。

ドライアイというと、病名から「目が乾く病気」を連想しますが、実際の症状は目が疲れる・ごろごろする・しょぼしょぼする・光がまぶしい・目がかゆい、といったものが主です。

角膜の異常

感染に弱いデリケートな角膜

角膜は眼球のレンズとして機能しているきわめてデリケートな部位です。角膜の最も外側の層「上皮」は外部からの異物の侵入を防ぐバリア層のはたらきをします。この上皮に細かな傷がつくと、外部から異物が入り込み角膜に炎症を起こす原因に。角膜自身の異物を攻撃する機能は大変弱いため、ひとたび感染症が起こってしまうと完治までに長い時間を要します。

炎症の原因物質により、細菌性角膜感染症、角膜真菌症、アメーバ角膜炎などいくつかの病気に分かれるため、医師の指示を仰ぎましょう。

感染症が治ったあとも続く後遺症

角膜感染症にかかった場合、感染症が完治すれば傷みや充血などは治まることがほとんどです。しかし、重度の感染症によってできた角膜の潰瘍や濁りは感染症が治っても解消することはなく、「霧視(むし)」と呼ばれる視野が白く濁ったような状態が続きます。また、感染症で角膜の浄化機能が弱まったことによって、角膜内に水がたまり白く濁る「水泡性角膜症」なども深刻な視力低下を招く要因です。
これらの症状は自然治癒での回復は望めないため、場合によっては角膜移植が必要となります。"

結膜の異常

昔から多い病「流行り目」、感染性の結膜炎

いわゆる白目と呼ばれる結膜は、いつも外気にさらされているため感染症リスクの高い部位です。感染性結膜炎の原因となるものにはウイルスと細菌の二種類がありますが、それぞれ対処方法は異なります。

一般的に「流行り目」と呼ばれている流行性結膜炎や、プールで感染し発熱や喉の痛みを併発する「プール熱」はウイルスを原因とする結膜炎です。即効性のある治療法は確立されておらず、炎症を抑える点眼薬を使用しますが完治には10日程度を要します。一方で、細菌性の結膜炎は、有効な抗生物質の点眼薬を用いれば比較的早く治癒することが可能です。

花粉症の方は要注意、アレルギー性結膜炎

アレルギーを原因とする結膜炎の原因物質は、花粉やハウスダスト、ダニ、カビのほか、フケやペットの毛などさまざまにあります。
結膜炎自体は比較的軽い病気で、アレルギー性の場合は他人に感染することはなく、失明などの危険性もほとんどありません。しかし、結膜炎が起こっている間は目のバリア機能の正常なバランスが崩れた状態になるので、結膜炎をきっかけとして他の深刻な感染症を併発したり、角膜の白濁、ドライアイなどの合併症を引き起こしたりするため注意が必要になります。

レンズの異常

中高年層でよく起こる病「白内障」とは

目のレンズの役割を持つ部位を水晶体と呼びます。水晶体は本来無色透明ですが、主に加齢や、糖尿病、アトピー性皮膚炎、ステロイド性点眼薬の長期使用を原因として正常な新陳代謝が行われなくなると、しだいに白く濁ってきます。これが「白内障」です。

白内障には即効性のある治療法はありませんが、点眼薬での治療で進行を遅らせることはできます。水晶体の白濁が進行してしまった場合、視界がぼやけていき最終的に失明してしまうため、水晶体を取り除いて人工レンズと交換する手術を行う必要が出てくるでしょう。

白内障になったらどうする?治療の進め方

白内障は加齢と共に現れる目の病です。自覚症状のない人でも、検査をすれば40代で3割、50代で5割以上の方に白内障が見つかります。80代ではその割合は9割以上にものぼるため、誰にでもいつかは起こる病といって良いでしょう。

白内障と診断されても、生活に支障がなければ治療の必要がない場合もあります。早いうちに診断された方であれば、目を酷使しないよう生活に気をつけたり、サプリメントをとったりといった自己努力を行って過ごし、60代ごろまで様子を見るケースもあるため、まずは無理のない範囲から気を配ってみましょう。

硝子体の異常

硝子体の老化によって起こる飛蚊症

硝子体は、眼球の内部、レンズから網膜までの間を満たしている透明なゲル状物質です。硝子体は年齢を重ねるごとに少しずつ衰えていきます。老化によって病気になるケースも少なくありません。たとえば飛蚊症です。硝子体の中にシワや濁りができることによってその影が網膜に映り込み、視野の特定の部分に常に黒点のようなものが見えるようになります。また、加齢によって硝子体の量が減り、網膜と硝子体の間に空洞を生じてしまうと、この部分が視野に映り込むこともあります。

硝子体の異変が深刻な病のサインとなることも

硝子体の老化による飛蚊症は、加齢とともに現れる珍しくない症状なので心配はいりません。しかし、なかには注意が必要な飛蚊症もあります。網膜剥離が起こると、傷ついた網膜から出血し、硝子体の内部に広がって影を作ります。このような症状があると、視界には墨を流したようなボヤっとした影が映り込むことに。網膜剥離は放置すると失明の可能性のある深刻な病です。視界に異物が映り込んだ時は決して自己判断せず、医療機関で正確な検査を受けましょう。

網膜の異常

糖尿病・高血圧の方は要注意、網膜症

糖尿病網膜症・高血圧網膜症は、糖尿病や高血圧を原因として網膜の毛細血管の一部に血液が届かなくなり、出血や白斑、浮腫などを起こし、最終的には網膜剥離や失明に繋がる病気です。糖尿病・高血圧網膜症は自覚症状がほとんどない場合も多く、ある日突然目が見えなくなったり視界が暗くなったりして気付くケースがあとを絶ちません。糖尿病や高血圧の方は定期的に眼科検診を受け、早期のうちに網膜症を発見することが大切です。

「黄斑」の老化によって進行する視力異常

視野の真ん中にあたる網膜の中心には、ものを見る機能が他の部分より格段にすぐれている「黄斑」という部位があります。黄斑は年齢を重ねるごとに萎縮したり、組織異常が起こったりして変性してしまうことも少なくありません。黄斑の異常が進行すると、視野の中央部分がぼんやりしてよく見えなくなり、生活に支障をきたす原因にもなります。
黄斑変性の患者さんはほとんどが60代以上です。中高年の方は、視野に少しでも異常を感じたら眼科を受診して、自衛することをおすすめします。

目の神経の異常

世代によって異なる視神経のトラブル

目をビデオカメラに例えると、視神経はカメラで撮影した映像を脳のスクリーンに映し出すためのケーブルです。目の機能が正常でも、視神経に異常をきたしていると正常な視覚機能は損なわれてしまいます。

視神経の異常は、年代によっても傾向が異なるものです。若い世代では自己免疫疾患やウイルス感染などを原因とする視神経炎、中高年以降では視神経の周囲の血流が滞ることで起こる虚血性視神経症や、脳腫瘍や脳出血の後遺症として視神経に異常を生じるものが主となります。

糖尿病・高血圧・高脂血症の方は要注意

高齢層の方によく見られる虚血性視神経症は、糖尿病や高血圧・高脂血症などによって起こる血行障害の合併症として起こります。これは、血行に障害が起こったために毛細血管にまで血流が届かず、血液から視神経へと酸素や栄養が供給されるしくみがうまく働かなくなってしまった状態です。

虚血性視神経症は時間をかければ回復しますが、視力は完全に元通りにはなりません。高血圧・糖尿病などの持病のある方は、まずは発症しないように日頃から目の調子に配慮しておきましょう。

目の筋肉の異常

目の筋肉の衰えが招くまぶたのトラブル

目を動かしたりまぶたを開閉したりするしくみを司っているのは、目の周りの筋肉や靭帯などのいくつもの細かいパーツです。加齢するにしたがってこれらの筋肉は少しずつ衰えてゆき、いくつかのトラブルを起こします。

眼瞼内反・眼瞼外反は、目の周りの筋肉がゆるんだことによってまぶたの配置に異常をきたす病気です。眼瞼内反ではまぶたが眼球側にめりこみ、眼瞼外反ではまぶたが裏返って粘膜が外に見えた状態になります。放置すると結膜炎や角膜炎が起こりやすい状況になるため早めの対処が必要です。

目を思うように動かせない眼筋麻痺

眼球には複数の筋肉が繋がっており、それらの筋肉が伸び縮みすることによって視線を上下左右に動かすことができます。眼筋と呼ばれるこれらの筋肉が動かなくなり、目を特定の方向に向けることが難しくなる症状が目筋麻痺です。左右どちらかの目で眼筋麻痺が起こると、左右で見ている部分にズレが生じるためうまくものを見ることができず、日常生活で大きなストレスを感じます。麻痺の程度はさまざまのため、ものが2つに見えるなど不審な症状が現れた場合には、病態が悪化する前に眼科を受診しましょう。